mukuの命日・・・。

今日は 去年、心臓を患って12歳9か月で逝ってしまった柴犬mixのムクの
1周忌です。
家族皆で、夕食後お参りに行ってきました。。。
みんなが揃って歩くのも 奥能登に行った時以来
1か月振りです。
ジュンコも大はしゃぎ。・。・。・


ムクは親友のkちゃんの家で産まれて生後1か月で我が家にやってきました
母犬は同じmixのモモちゃん。
モモは 4頭の子供を産みました。その中で
唯一の男子!! 初めて見たときはまだ、手のひらサイズで・・・
モモの散歩中に こっそり抱かせてもらいました。
目も開いてません。ふみゃ〜と泣いて、モモのおっぱいをさがしている様子。
我が家に来る日を 子供達と指折り数えて待ちました。。。
長男が、名前を 「ムク」とつけました。「なんで?」と聞くと
ドラえもんの、ジャイアンの飼ってるムクがいいな〜っておもってたから〜』
って・・・そうか・・・そうなんだ・・・。


ムク の名前の通り ヤンチャ者で手を焼きました


ラブと同じくらい、かじる、掘る、むしる・・・いたずらの限りをつくし・・・
子供達の良き遊び相手になったパピー時代を過ごし
子供達の成長を見守りながら、いつの間にか先を越して おじいちゃんになってしまいました。
3男坊の ミニバス が終わったら ムクを連れて 海や川へ
森や野原・・・行きたいと思うところはいっぱいあって かあさんは
楽しみにしていたのに・・・


夏の終わり 咳がとまらなくなって
3日後 大嫌いな医者に連れて行き 血液検査等をして 心臓の弁が
遺伝だと思われますが うまく機能していないために 今の状況です・・・と言われ
手術もムクちゃんぐらい高齢だと それ自体耐えられないでしょうから
お薬で様子みましょう・・・・・って それが闘病の始まりでした***


3か月ごと位に病状は悪化して、半年後腹水が溜まるようになり
定期的に 抜きに通い お薬も 段々強いものへと・・・
病気になってからは、どんどん痩せて 骨格がわかるくらいになっていきました。
亡くなる3か月前くらいには、先生から 

「楽しい思い出をいっぱい作ってあげてください」

と言われ 病院で 声も上げずに泣いて涙が止まらなくなって
先生も看護師さんも 目を真っ赤にして 黙って泣かせてくださいました。。。


ムクが居なくなる???

想像もできななかったし、事実を受け止める事も難しいってことが
世の中にはあるんだって、この時はじめて知りました

親が亡くなった時は、旅にでも行ったの?って感覚でしたが・・・
ムクは もう私の子供同然だったから・・・・。
先立つものを見送らねばならない理不尽さを 何もしてあげられなかったふがいなさに
どれだけ自分を責め立てても つらい気持ちに違いはなく  今でも切ないです。。。


最後はあっけないお別れでした。夜寝る前 お話をして、朝になったら
またお外にいこうね・・・!なんて言ってねむったのに    それが
最後でした。


看病するため、会社にも許可を取り しばらくお休みするつもりが・・・
全く 静かに 朝みんなが起きだす少し前に たった一人で旅立ちました。。。
うっすらと覚えているのは 夜中とうさんの顏をじーっと覗き込み
私の頭のすぐ上にまるまって、私の匂いを嗅ぎながら寝入ったムクの姿です。
9月とはいえ まだ暑かった去年の この日。


お墓は作りませんでした。
大好きだった 遊歩道 いつでも顏を見せられるし、走り回れるから・・・
川を見下ろし 気持ち良い風が 吹く 一角にムクのお骨を埋めました。


病気で走ることができなくて・・・歩くことも難義だったから・・・
今は 昔のように 弾丸のように 走り回っているんじゃないか?


と、お線香をあげ お水とひまわりの花を供え 家族みんなで思い出を語りました
ふと 見上げると 空にいっぱいの星。。。
きっと あのどれかだと思いました
家族そろって 星を見て 素敵な時間を持てたのも
みんな ムクのおかげだと 思っています。。。。。


ありがとう    また会おうね    
ジュンコとめぐり合わせてくれたのも きっとムクなんだと かあさんは信じているよ

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